(人体への影響)要注意×
食用とそうでないものがあります。合成着色料は石油を原料としているためもちろん安全ではありませんが、植物が原料となる天然着色料ものだから安全と安易に判断するのは好ましくありません。もちろん安全なものもありますが、着色料は一括表示が認められており、原材料がわからない場合が多く存在します。
特にタール色素系は石油が原材料となっており、発がん性の可能性やアレルギーを引き起こす危険があるなどしてアメリカやヨーロッパ諸国では使用が禁止されています。発色がよく退色しにくいので、お菓子、清涼飲料水、アイスクリームなどによく使われています。
日本ではいまだに禁止されていないものもあり、知らずに摂取し蓄積すると体には良くないでしょう。
(摂取量)具体的基準なし
明確な摂取量の基準はありませんが、着色料はおもに見た目のための添加物ですので表示を見たり、含まれているお菓子や飲料水などの色に注意すれば、摂る量を減らすコントロールがしやすいでしょう。
(公的調査結果)具体的調査あり
厚生労働省のホームページより閲覧できる「マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査」に調査結果が公開されており、現在の摂取量であれば安全性上問題ないとされています。
しかし、諸外国では危険とみなされているものや、自主規制勧告の対象となっているものもあり、まだ研究の余地があると言えます。
(対策)避ける事が望ましい
出来る限り表記のないもの、不自然な色のついていないもの、着色料不使用などと表記のある食品類を選ぶことが重要です。
(使用する目的)見た目
食用は、食品を利用したものと食品添加物があり、料理に彩りを与える目的で使用されます。諸外国でもカラフルなものをよく目にしますが、「日本料理は目で食べる」といわれるほど、食事の見た目や色どりを大切にしている日本人が、食品を目で見て楽しめるよう彩を加えるために使用します。
(摂取量が多くなりそうな製品)発色の強い加工食品
■飴、かき氷などのシロップ、ジュース、お菓子、加工食品。