(人体への影響)良いも悪いもあり
判定の根拠
■国認定の機関によるADI判定の有無と数値
■海外認定の機関によるADI判定の有無と数値
■その他の機関による調査有無と数値
詳しい内容は、記事の下に書いてあります。
■海外認定の機関によるADI判定の有無と数値
■その他の機関による調査有無と数値
詳しい内容は、記事の下に書いてあります。
乳酸とは?
乳酸とは、急激な運動を行うと筋肉の細胞内でエネルギー源として糖が分解され、
ピルビン酸を経て乳酸が蓄積すると言われています。
1929年にはこれが疲労物質と関連していると言われ続けたていましたが、
2001年の最新化学では、逆に疲労回復する物質だという可能性が判明しました。
また、酸類の一日摂取量で一番多い物質が全ての年齢層で乳酸が最高値なのです。
それだけ、普段からいろいろな物質に含まれており日々摂取している、
身近な存在です。
表示は「乳酸」と記載されている事もあるが、主に「酸味料」、「拡張剤」、「水素イオン濃度調整剤」又は「pH調整剤」などと一括表示されている事が多い。
使用する目的:酸味、食感の向上
■酸味を添加します
■パン屋ケーキなどの拡張剤として
■パン屋ケーキなどの拡張剤として
対策:乳幼児の利用には注意が必要
ADIの設定されておらず、国内国外問わず安全性は確保されていますが、生後3ヶ月以内の乳幼児には健康保証されておらず。代謝性アシドーシス(体が酸性に傾くことで悪心・嘔吐,嗜眠,過呼吸を起こす症状)をもたらす懸念があるため、母子ともに過剰摂取には気をつけなけた方が良い。
接触が多くなりそうな製品
■ベーキングパウダー
■清涼飲料水やゼリー
■果汁、炭酸、滋養、スポーツ、乳酸菌飲料、紅茶
■ソース、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング、味噌、醤油、スープ、タレ、マスタード、練りわさび
■清涼飲料水やゼリー
■果汁、炭酸、滋養、スポーツ、乳酸菌飲料、紅茶
■ソース、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング、味噌、醤油、スープ、タレ、マスタード、練りわさび
乳酸の判定根拠
乳酸はADIが設定されていません。
■国内のADI判定の有無と数値
食品安全委員会において「乳幼(生後3ヶ月以内)児向け食品に添加物「乳酸カリウム」並びに乳酸及び乳酸塩類を主成分とする添加物を使用する場合、代謝性アシドーシスをもたらす懸念があるため、適切な措置が講じられるべきである。」との食品健康影響評価している。
(内閣府・厚生労働省 調査)
■海外のADI判定の有無と数値(1973年調査)
安全性を確認しておりADIが設定されていません。
安全性は乳酸とそのナトリウム,カリウム,カルシウム,マグネシウム塩,及びエチルエステルと同等のものとしている。
(FAO/WHO JECFA調査)
まとめ:具体的にどれくらいの摂取量が良いの??
乳酸の摂取量
ADIが設定されておらず、人の健康を損なうおそれのない物として規定より除外されている物質として安全としていますが、乳幼児や妊婦さんについてはサプリメント等の過剰摂取は控える必要はあるが、生活中での摂取や回避は気にする必要はない。