(人体への影響)要注意×
工業的に化学溶剤を用いて抽出され、高温による脱臭、脱色プロセスが行われた精製のため人体に良い作用をする成分ではない。もちろん良い油もあるが一括表示が認められているため、良し悪しの判断が非常に難しい。トランス脂肪酸の含有率の問題、遺伝子組換え原料の使用など安心できない部分が多いのも否めない。
(摂取量)具体的調査なし
摂取量とうの明確な研究は情報が乏しく、種別によって性質が違うため摂取量等も変わってくる。農林水産省によって安全に利用できる植物油の規格が決定されている。
(公的調査結果)製法による基準のみあり
農林水産省の日本農林規格により食用植物油の製法・含有率等が制定されています。
(対策)なるべく避ける
植物油には体には良いものも存在するが、科学的に合成された油も「植物油」での一括表示が認められており、5%含有未満のものに関しては「その他」の表示も認められていることから、いくらでもごまかしの効く成分と言える。油の摂取はそもそも適度が理想であり、表示の観点では不明確で安全とは言えないため、なるべく避けるべき成分といえます。
使用する目的)食感
体に良くないとされている成分は、大量生産可能で安価であるため、またパリッと仕上がるなどの理由により使用されていることが多い。
(摂取量が多くなりそうな製品)加工食品
■菓子類、保存の効くチューブ型製品など食品全般
■工業油や電灯用油として使われることもある