(人体への影響)際立った良悪がない
判定の根拠
■国認定の機関によるADI判定の有無と数値
■海外認定の機関によるADI判定の有無と数値
■その他の機関による調査有無と数値
詳しい内容は、記事の下に書いてあります。
■海外認定の機関によるADI判定の有無と数値
■その他の機関による調査有無と数値
詳しい内容は、記事の下に書いてあります。
キサンタンガムとは?
キサンタンガムとは、トウモロコシなどのデンプンを発酵させて作られ、水と混ざり合う事で粘り気を発生させます。溶解しやすいが温度にも強く非常に安定的な物質です。
使用する目的:とろみ、しっとり
(食品の場合)
水気のあるものに、とろみをつける事ができるため、あんかけなどに使われています。口当たりを良くする事ができるので呑み込みの力が弱くなった高齢者のためにも使われています。
(化粧品の場合)
おもに乳液や化粧水に使われる事が多く液体の粘度をあげ、しっとり感を向上させます。ファンデーションなどには粉末の飛び散り防止など様々なシーンに利用されています。
水気のあるものに、とろみをつける事ができるため、あんかけなどに使われています。口当たりを良くする事ができるので呑み込みの力が弱くなった高齢者のためにも使われています。
(化粧品の場合)
おもに乳液や化粧水に使われる事が多く液体の粘度をあげ、しっとり感を向上させます。ファンデーションなどには粉末の飛び散り防止など様々なシーンに利用されています。
対策:気にする必要はない
キサンタンガム自体は、摂取する事で良いも悪いもなく、体から分解され排出されるため特に気にする必要はないようです。成分表には増粘剤や安定剤という形で表示されている場合が多いため、あまりお目にかかる事はなく、気づかず摂取している場合も多いです。唯一気にする点と言えば、摂取しすぎると軟便化するという報告がありますが、摂取しすぎることの方が難しいでしょう。
接触が多くなりそうな製品
■あんかけ、タレ、ドレッシングなどの食品
■シャンプーやリンスーなどの日用品
■コスメ製品
■外食など幅広く使用されている
■シャンプーやリンスーなどの日用品
■コスメ製品
■外食など幅広く使用されている
キサンタンガムの判定根拠
キサンタンガムは安全性が高いため一日摂取許容量(ADI)などが設定されていません。
■国内のADI判定の有無と数値
特別国内専用の調査はない。FAO/WHO JECFAの基準に準じる。
(内閣府・厚生労働省調査)
■海外のADI判定の有無と数値(1986年調査)
キサンタンガムは安全性が認められているためADIが設定されていません。
(FAO/WHO JECFA調査)
■アレルゲン物質の抑制効果(2012年調査)
摂取により血中へのアレルゲンの移行は蒸留水の場合と比較して10~30%程度まで抑制されたためキサンタンガムは食物アレルゲンの吸収を抑制しうるという有益な効果が示された。
(近畿大学農学部調査)
まとめ:具体的にどれくらいの摂取量が良い??
キサンタンガムの摂取量
ラットでの検証はあるものの、ADIが設定されていないため人間に対する具体的数値の算出はできません。よって、現在のところ全くもって気にする必要がないとされる。