スクラロース sucralose 수크랄로스 Sucralose

(人体への影響)際立った良悪がない◯

医学・科学分野の専門試験により、高い安全性が確認されおり、摂取量によりますが通常生活の摂取では有害事象が確認されていないとされています。スラロースは1991年にカナダにおいて食品への使用が許可され、それ以来世界各国で食品添加物として認可されてきました。日本でも1999年に食品への使用が可能な食品添加物として指定され、現在ではEU諸国、アメリカ、オーストラリアなど、世界80カ国以上の国や地域で使用可能になっています。

(摂取量)1日15mg/kg体重

スクラロースの1日許容摂取量は「15mg/kg体重」となっています。

(例)体重50kgの方が1日の食べ物で摂取する量は「1.17mg/kg体重」とされていますので。菓子パンなどを人の10倍の量を食べたり、相当に甘いものに偏った生活などでない限りは安全ではないかと思われます。

(公的調査結果)具体的調査あり

厚生労働省行政情報により人体に対する安全性が確認されています。


(対策)甘いものに偏った生活にならないように

相当に甘いものに偏った生活などでは基準値を超えてしまうことも考えられます。日常的に甘いものが好きで人よりも多く摂取している場合は気をつけるべきでしょう。

(使用する目的)甘み

砂糖に近い自然な甘さでありながら砂糖の約600倍もの甘味度を持ち、体内で炭水化物として消化・吸収されないためカロリーはゼロで、甘みは必要でもカロリーを抑えたいコーラや缶コーヒー、アイスクリームなどに使用されています。またスクラロースを摂取しても虫歯菌の増殖につながらないことも判明しており非常に優れたノンカロリー甘味料として利用されています。甘さを付与する以外の目的では、酢や塩の強みを和らげたり、豆乳などの豆臭の緩和、アルコールの刺激を緩和させるなどといった目的で使用されることもあります。微量添加することでより辛味や乳感、コクや深みを増強する効果もあるとされています。

(摂取量が多くなりそうな製品)菓子類

■甘みが必要とされる飲料・製菓・製パン・デザート・冷菓などの加工食品
■刺激の緩和や辛味の増強などのためにスクラロースを使用された調味料にも利用されます

類似成分

  1. 植物油脂(植物油) vegetable oil 식물성 유지 Pflanzenöl 

  2. クエン酸 citric acid 구연산 Zitronensäure

  3. DL-酒石酸 DL-Tartaric Acid DL- 주석산 DL-Weinsäure

  4. フマル酸 Fumaric Acid 푸마르산 Fumarsäure

  5. グルコン酸 gluconic acid 글루 콘산 Gluconsäure

  6. アナトー色素 Anato dye 아나 토 색소 Annatto Farbstoff

  7. 無機塩 Inorganic salt 무기 염 Anorganisches Salz

  8. 香料 Perfume 향료 Parfüm

  9. 酢酸ナトリウム(Na) Sodium Acetate 아세트산 나트륨 Natriumacetat

  10. キサンタンガム(キサンタン)xanthangum 산탄 검 Xanthangummi

  11. カロテノイド色素(カロチノイド色素、カロチン、カロテン) 카로테노이드 색소 Carotinoid-Pigment

  12. セルロース cellulose 셀룰로오스 Cellulose

  13. アジピン酸 Adipic acid  아디프 산 Adipinsäure

  14. 二酸化炭素(炭酸ガス) Carbon Dioxide 이산화탄소 Kohlendioxid

  15. コハク酸二ナトリウム(Na)Disodium Succinate 호박산 나트륨 Dinatriumsuccinat