(人体への影響)少し注意が必要△
ベニノキの種子の皮を煮出したり、工業的には有機溶剤、アルカル性水溶液で抽出し、中和を経て得られた着色料で、黄~橙色をしており、古くから高価なボディペインティングや化粧に使用していたとされています。食用着色料として使われている部分に関して厚生労働省で安全性を認めているものの、まだまだ安全に使うには情報不足が懸念されている着色料系添加物である。
(摂取量)具体的基準なし
製造段階での基準は厳密に決められているが、摂取許容量は明確になっていない。比較的安全と言われてる天然のアナトー色素も危険かもしれないとされている化学合成されたアナトー色素も表示は同じ「アナトー色素」であるため、判別をする事は難しい。
※アナトー色素が含まれるベニノキの種子
(公的調査結果)具体的調査あり
厚生労働省の食品添加物の使用基準によって告示されています。
(対策)なるべく避けるが望ましい
着色料は見た目を再現するためだけに添加される物であり、そもそも体に必要な成分ではない。摂取を故意に避ける必要まではないが、摂取しないに越したことはない。
(使用する目的)着色
食品や工業用品、衣類など幅広い分野での着色料として使われている。
(摂取量が多くなりそうな製品)菓子類
■お菓子を始め、味噌やタレ、醤油、キムチ、水産加工品などの食品に使われている。