(人体への影響)際立った良悪がない
判定の根拠
■国認定の機関によるADI判定の有無と数値
■海外認定の機関によるADI判定の有無と数値
■その他の機関による調査有無と数値
詳しい内容は、記事の下に書いてあります。
■海外認定の機関によるADI判定の有無と数値
■その他の機関による調査有無と数値
詳しい内容は、記事の下に書いてあります。
グルコノデルタラクトンとは?
グルコノデルタラクトンとは、わずかに香りがあり、グルコース(ブドウ糖)が生体内で代謝される際や、穀物を発酵させる事で生成されることが知られている。そのため、人工的に添加されたものだけではなく自然に摂取していることも多い。
健康被害は確認されていないが、摂取しすぎると便が緩くなることがわかっており、多少ではあるがビフィズス菌の増殖作用なども確認されている。
表示は「グルコノデルタラクトン」と記載されている事もあるが、「酸味料」、「膨張剤」、「水素イオン濃度調整剤」又は「pH調整剤」、「豆腐用凝固剤」などと一括表示されている事が多い。
使用する目的:酸味、食感の向上
■口に含むと、初めは甘く、次にまろやかな酸味を感じることができる。
■豆乳や牛乳をムラなく均一に凝固させることができます。
■重曹と反応し均一な気泡を形成する事でパン・クッキー等をふっくらの焼き上げることができます。
■豆乳や牛乳をムラなく均一に凝固させることができます。
■重曹と反応し均一な気泡を形成する事でパン・クッキー等をふっくらの焼き上げることができます。
対策:全く気にする必要がない
ADIの設定されておらず、塩と同等の成分と思ってよい、国内国外問わず安全性は確保されています。
接触が多くなりそうな製品
■減塩醤油や減塩味噌などの食品
■おにぎり、パンなどのファーストフード
■餃子の皮や麺類
■ジュースやシャーベット
■魚肉すり身、豆腐などの加工品
■おにぎり、パンなどのファーストフード
■餃子の皮や麺類
■ジュースやシャーベット
■魚肉すり身、豆腐などの加工品
グルコノデルタラクトンの判定根拠
グルコノデルタラクトンは酸味料、PH調整、凝固剤、膨張剤として使われますがADIの設定はありません。
■国内のADI判定の有無と数値
特別国内専用の調査はない。FAO/WHO JECFAの基準に準じる。
(内閣府・厚生労働省 調査)
■海外のADI判定の有無と数値(1974年調査)
動物検査、人に2週間経口投与(9g/日)した試験結果安全性が認められているためADIが設定されていません。
また、ADIは設定されていませんが、体に及ぼす作用はグルコン酸のカルシウム,マグネシウム,カリウム,ナトリウム塩と同じであるとしています。
(FAO/WHO JECFA調査)
まとめ:具体的にどれくらいの摂取量なの??
グルコノデルタラクトンの摂取量
ADIが設定されていないが、日本人の食品添加物一日摂取量実態調査研究により健康的な一日摂取量は114.9mg/日(添加物として使用されたもの以外の自然に含まれているグルコン酸を含む。)と報告されている。よって、現在のところ全くもって気にする必要がないとされます。